月曜も開館。東京駒込の東洋文庫ミュージアムは、モリソン書庫が美しい美術館
月曜に時間があったので空いていある美術館を検索して、東洋文庫ミュージアムへ。
東洋の書籍がぎっしりの本棚が展示してある、モリソン書庫が有名です。
入り口にはミュージアムショップがあり、受付で入場料を払って入館。
六義園とセットの入館券で1000円でした。(このミュージアムだけなら900円)
1階は天井が高く、庭からの陽の光が入って気持ちいい展示室。
2階へ上がると、すぐにモリソン書庫が。
重厚な本棚に収まっているたくさんの蔵書は圧巻。
創設者、岩崎久彌がオーストラリア人G. E. モリソン博士から、
東アジアに関する欧文の書籍など約2万4千点をまとめて購入したものが、コレクションされているそう。
モリソン書庫をじっくり鑑賞した後は、そのまま2階の展示室を閲覧。
この回顧の路は、照明が落とされていて雰囲気がありました。
現在は、フローラとファウナという展示で、
博物学者シーボルトの代表的な著作や、美しい動植物の図鑑・図譜のコレクションが展示されています。
綺麗な植物が描かれた、図鑑。
椿や紫陽花などは、日本から西洋に輸出されていたり、この時代も植物の交流があったんですよね。
展示を見終えて、オリエントカフェへ続く知恵の小径を通ってみました。
壁にアジア各地の名言が刻まれていて、ゆっくりと楽しめます。
オリエントカフェでお茶でもと思いましたが、
ちょっと時間がなかったので知恵の小径と中庭を見るだけに。
東洋文庫ミュージアムは初めて来ましたが、月曜も空いていてゆっくりできる美術館ですね。
すぐ近くの六義園も。セットチケットで入場料をお得に
セットチケットを購入したので、すぐ近くの六義園も行ってみました。
通常300円のチケットが、東洋文庫ミュージアム入館料+100円で入れるような価格設定。
2月末で梅や椿がポツポツと咲いていたので、少しお散歩を。
これから枝垂れ桜の時期には、たくさんの人が訪れますね。
池を囲むようにお茶屋さんが2軒ほどあるので、そこでお餅を食べました。
のんびりした時間が過ごせます。
今日の庭仕事の看板もほっこりします。
庭師さんが松の手入れをしていました。丁寧な手入れで、美しい日本庭園が保たれているんですね。
六義園もリフレッシュできると思うので、時間があれば東洋文庫ミュージアムとセットでぜひお散歩を。
東洋文庫ミュージアム 営業時間・定休日など
施設 | 東洋文庫ミュージアム |
営業時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
定休日 | 火曜日 |
電話番号 | 03-3942-0280 |
住所 | 東京都文京区本駒込2-28-21 |
アクセス | JR・東京メトロ南北線「駒込駅」から徒歩8分 |
駐車場 | 有(8台) |
執筆時点の情報なので、公式サイトなどもチェックしてみてね
駒込駅・千石駅から歩いて7,8分の東洋文庫ミュージアム。
六義園もすぐ近くで、今回はセットで見てきました。
東洋学研究の専門図書館として、研究のための資料閲覧も予約をすれば可能だそう。
東洋関連のアジア地域に関する蔵書数は世界でもトップクラス。
人も少なくゆっくりできて、モリソン書庫を見るだけでもワクワクするので、本好きの方にもオススメの美術館です。