建築や庭園、茶室なども見どころの豊田市美術館
建築家・谷口吉生氏による設計
豊田市美術館は、愛知県豊田市にある公立美術館。
建築家・谷口吉生氏の設計による美術館で、建築や庭園も魅力の美術館です。
2019年のあいちトリエンナーレの会場にもなっていました。
この写真はクリムト展の時のもの。
豊田市美術館が所蔵しているのは、クリムトやエゴン・シーレなどのウィーン分離派を中心とした作品がコレクションの出発点とのこと。
肖像画やデッサンなどの作品がコレクションされているようです。
他にもマグリットやダリなど有名な画家の作品を所蔵しているので、さすが豊田市。資金力…!
東京で開催される大きめの展覧会などが豊田市美術館に巡回してくることも多々あるので、この辺りでは主要な美術館です。
建築や庭園も魅力。喧騒をはなれ、ゆったりした時間を
美術館自体は、駅から少し離れていて「豊田市駅」から15分ほど歩きます。
また、高台にあるので駅からも少し坂道です。この正面入口からも少し坂をのぼっていくと、美術館が正面にあります。
豊田市美術館は茶室もあり、敷地内は広々としていて庭園もとても素敵。
まずは美術館内の写真から。
豊田市美術館の内部は、自然光がたっぷり入る、明るくモダンな雰囲気。
1階は天井が若干低くてすっきりしています。
とても明るく、吹き抜けが気持ちのいい空間。
2階の外には鏡面の作品が点在していて、写真映えするスポットになっていました。
空間が開けていて、広々としています。
ガラス張りのレストランも2階にありますよ。
ミュージアムショップは書籍や文房具、作家さんの作品など、おしゃれなものが揃っています。
ガラス張りで、シンプルモダンなショップ◎
2階の外から、遊歩道や茶室へ歩いていけます。
遊歩道はきれいに整備されていて、静かで気持ちいいですね〜。
茶室 童子苑で一服のお茶を楽しむ
呈茶時間 | 11:00~16:00 |
料金 | 一服 400円(お菓子付) |
休館日 | 月曜・年末年始 |
茶室 童子苑は豊田市美術館の向かい側にあります。
こちらも建築家・谷口吉生氏の設計。
笹や楓、苔も青々していて美しい庭園も見どころです。
お茶席は立礼席で、お座敷に上がらず、きれいな庭を見ながら、テーブルと椅子で気軽に楽しめます。
豊田市美術館 施設情報
開館時間 | 10:00〜17:30(入館は17:00まで) |
休館日 | 月曜・年末年始 |
電話番号 | 0565-34-6610 |
住所 | 愛知県豊田市小坂本町8-5-1 |
アクセス | 名鉄「豊田市駅」愛知環状鉄道線「新豊田駅」徒歩15分 |
駐車場 | 有 |
執筆時点の情報なので公式サイトなどでもチェックしてみてね
アクセスは「豊田市駅」から徒歩15分ほど。
歩くのが嫌な人は企画展によっては巡回バスがあるので、バスに乗って向かいましょう。巡回バスは片道200円です。
豊田市駅は、名古屋駅から50分ほどかかります。
展覧会目的だけでなく、建築や庭など、美術館全体を楽しめる、おすすめの美術館です。